最終更新日 2023/07/04
唐津市は、福岡市からバスまたは電車で1時間半とすぐ近く。美しい海岸と山々に囲まれた町です。日本有数の陶芸「唐津焼(からつやき)」は実に素晴らしいので、是非窯元を訪れてみてください。唐津市内には70の工房があります。きっと日本最高品質の伝統工芸に出合えます。海の幸が豊富なのでグルメも楽しめます。
佐賀県ヨットハーバー
唐津は、ヨットの世界大会が数多く開催されていて、日本国内でもオリンピック選手など多くの名選手を輩出しています。そう、唐津は世界でもヨットで有名な場所なのです。ヨットハーバーの方にお聞きしたら、その理由は、風、海の状態などにおいてヨットに最適な場所とのことでした。唐津の人達のヨットにかける思いが、私にとても熱く伝わってきました。
ジャックマイヨール
映画「Le Grand Bleu」を観たことはありますか?その映画で有名なフランス人のダイバー、Jacques Mayolさんは、幼少の頃、避暑のため唐津をたびたび訪れ、ここ唐津の海でイルカと出会い、そして素潜りを覚え、ダイビングに魅了されました。晩年の頃も唐津で滞在されていたとのことです。Jacques Mayolさんからは、唐津の海がどのように見えたのでしょう。
隆太窯(りゅうたがま)
唐津焼の名門、中里家の流れをくむ伝統技法に、独自の世界を取り入れた作品はシンプルでとても美しいです。使いやすさ、堅牢さから、全国のプロの料理人のファンが多いと言われています。隆太窯の工房では、制作しているところを見学することが出来ます。唐津市にある有名旅館「洋々閣(ようようかく)」にはギャラリーがあります。
中里太郎右衛門陶房(なかざとたろうえもんとうぼう)
唐津焼の名門で、十二代目・中里太郎右衛門は人間国宝でした。唐津は偉人を生み出す土地でもあります。
展示室では多くの優れた唐津焼の作品をじっくりと見ることができます。
旧高取邸(旧たかとりてい)
明治から大正時代にかけて石炭で財をなした高取伊好(たかとりこれよし)の邸宅です。国の重要文化財に指定されています。一度でいいから、こんな家に住んでみたいものです。
唐津くんち
唐津くんち祭りは、毎年11月2日~4日に開催される、唐津市内で最大規模のお祭りです。祭りのハイライトは、14台の山車のパレードです。それぞれの山車には、縁起物、鯛、兜、獅子等の模型が飾られています。 写真は、唐津くんち祭りで使用される山車で、祭り以外の日は、曳山展示場に保管されています。曳山展示場は2025年まで建て替え工事中です。その間、山車は、ふるさと会館アルピノにて保管、展示されています。
虹ノ松原(にじのまつばら)
全長5km、幅1kmのエリアに、約100万本からなる松林は、虹の松原と呼ばれている日本三大松原の一つです。この道は、まるで松のトンネル!有名なハンバーガー、唐津バーガーを食べましょう!ソースが絶妙!
いきなり団子(いきなりだんご)
地元唐津のさつま芋から作られる団子は、女性に人気です。
人気はここ吉田屋さん。
魚ロッケ(ぎょろっけ)
魚ロッケは唐津の名産品として有名。
藤川蒲鉾店では、カレー粉や塩で味付けして揚げた魚ロッケが大人気です。
呼子のイカ(よぶこのいか)
呼子名物、イカの活作り。生きたままのイカの刺身は絶品です。
毎朝7時半~お昼までは呼子の朝市が開催されていて、地元の魚、野菜などを買うことができます。
北部九州最高のサーフポイント立神
サーフィンの有名ポイント、立神(たてがみ)には、波がある日はサーファーでいっぱいになります。
海から見える立神岩(たてがみいわ)は珍しい形をした巨石として知られています。
宝くじ当選を願う人が参拝する宝当神社
宝当神社は、「宝が当たる」という意味です。その縁起のよさから、宝くじの当選を願う人、ビジネスの成功を願う人など、日本全国から多くの参拝者がこの神社に集まります。宝当神社で参拝して、幸運、金運をゲットできるかもしれません。
唐津城
唐津城は1608年に作られました。天守閣最上階からは、虹ノ松原、唐津湾、唐津市街の絶景パノラマが広がります。
唐津銀行
東京駅などを設計した、明治時代を代表する建築家・辰野金吾(たつのきんご)による建築物です。